桜の開花予想をしている「日本気象協会」(東京)と「ウェザーマップ」(同)、「ウェザーニューズ」(同)の民間主要3事業者の新しい予想が、23日までに出そろった。いずれもおおむね平年並みかやや早い傾向。気象庁は昨年から開花予想を取りやめており、民間事業者が独自の工夫を凝らして精度を競っている。
気象協会の23日発表の予想では、全国トップの早咲きは宮崎市と高知市の3月21日ごろ。高松は平年より早い同27日ごろ。東京都心や名古屋市、大阪市は同26日ごろ、青森市は4月24日ごろとみている。
Wマップの最新予想(18日発表)だと、先陣を切って開花するのは高知市と熊本市の3月22日ごろ。高松は同27日。東京都心は同27日、大阪市は同28日など、協会よりやや遅め。
Wニューズは14日、全国の桜の名所約660カ所で予想。最も早いのは福岡市の舞鶴公園で3月21日ごろ。高松は同26日ごろ、東京・上野公園は同25日ごろとしている。
引用元:2011年2月24日 四国新聞記事
香川県警嘱託警察犬「きな子」の活動状況や写真などを掲載したコーナーが香川県のホームページ内に完成した。きな子のプロフィールや仕事ぶりなどを愛嬌(あいきょう)たっぷりの写真や動画で紹介し、きな子人気をホームページのにぎわいにつなげたい考えだ。
きな子は丸亀警察犬訓練所に所属するラブラドルレトリバーの雌で8歳。昨年はきな子を題材にした映画が公開されたほか、7度目の挑戦で嘱託警察犬に採用されるなどして注目を集めた。
コーナーの名前は「きな子の出勤簿」。交通安全の啓発活動や県広報誌に掲載中の「きな子のかがワンだふる」での取材活動風景などを紹介しているほか、県警や同訓練所からの提供写真を集めたアルバムコーナーでは、きな子の幼少期やオフショットの姿も見られる。リンクからは訓練士がつづるきな子のブログにもつながる。
県広聴広報課は「きな子をきっかけに、観光情報など県のほかの魅力も伝わればうれしい」としている。
引用元:2011年2月24日 四国新聞記事
地元愛をテーマに香川をPRするCMの撮影が22日、香川県高松市庵治町で始まった。CMは地元出身者がシナリオを担当し、主演には三豊市出身で芸人の梶剛さん(29)を起用。美しい瀬戸内の風景やうどんなどを随所に織り交ぜ、“讃岐色”を前面に押し出す構成になっている。撮影は23日まで。
CM制作は、吉本興業グループのよしもとクリエイティブ・エージェンシーによる、その土地出身の芸人を起用して地域の魅力を伝えるプロジェクトの一環で、全国10カ所で撮影。来月開催される第3回沖縄国際映画祭の「JIMOT CM COMPETITION」に出品され、優勝作品はテレビ放映される。
香川をPRするCMは、友人から香川について尋ねられた梶さんが地元での楽しい記憶を思い出して、自信をみなぎらせる―という内容。高松市出身の学生笠松聖司さん(26)=東京都在住=がシナリオを企画した。
撮影場所は庵治地区を中心に5カ所程度を予定。江の浜海水浴場では、夏をイメージして海水浴とバーベキューのシーンを撮った。裸になって寒さにめげず海に飛び込むなど、“芸人魂”を発揮した梶さんは「香川を全国の人に知ってもらい、盛り上げたい」と意気込み、笠松さんは「せっかくなので優勝を目指す」と話していた。
引用元:2011年2月23日 四国新聞記事
B級グルメ人気が全国的に高まる中、四国のB級グルメを一堂に集めた初のイベント「四国B級ご当地グルメフェスタinまんのう」が5月14、15の両日、香川県まんのう町の国営讃岐まんのう公園で開かれる。これまで四国4県から15団体の参加が決定、地元で愛される味を広くPRし、地域振興につなげる。主催者は「参加団体を約30まで増やし、2日間で3万人を動員する大イベントにしたい」としている。
フェスは、各地でB級グルメの普及に取り組む商工団体などでつくる四国B級ご当地グルメ連携協議会(四B連)が企画した。
出品が決定しているのは、香川県内の「多度津鍋ホルうどん」(多度津町)や「さかいでぴっぴめし」(坂出市)のほか、「須崎鍋焼きラーメン」(高知県)や「今治焼豚玉子飯」(愛媛県)、徳島の地鶏の阿波尾鶏を天ぷらにした「阿波ボーヤ」(徳島県)など。
四国外からも、B級グルメの全国大会「B―1グランプリ」を機に全国区になった「富士宮やきそば」(静岡県)や「津山ホルモンうどん」(岡山県)などがゲスト参加する。
会場では出店団体が各グルメを実演販売。今回は、グルメの紹介に主眼を置き、B―1グランプリのように人気投票による順位決定は行わない。
B―1グランプリ出場には、今回のフェスのようなイベントでの活動実績などが条件となる。四B連は「B―1グランプリ出場を目指す団体には実績を積むいい機会。全国大会の出場団体が生まれれば、四国の食文化を全国にアピールできる」と意気込んでいる。
引用元:2011年2月22日 四国新聞記事
小中学校で多発傾向にある暴力行為対策として、高松市は来年度から、小中学校に「心の相談員」を配置する。小学校には地域事情に詳しいPTA経験者や教員OBを、中学校には社会福祉士や臨床心理士などの有資格者を起用。児童生徒の悩み相談や保護者との面談などに当たり、問題行動の「芽」を摘み取る。
期間は数年間。小学校に「ハートアドバイザー」として30人程度、中学校には「スクールソーシャルワーカー」として5〜6人程度を配置する予定で、来年度の当初予算案に約5300万円を盛り込んだ。
2009年度の全国問題行動調査で、香川の児童生徒の暴力行為件数が過去最多の1194件、千人当たり件数が10・7件で全国ワーストになったことを受けた措置。高松市の小中学校でも暴力行為が課題となっており、市教委は昨年9月から、元教員らを「教育支援員」として3小学校に派遣。きめ細かな生活指導を実施し、成果が認められることから、規模を拡大して継続することにした。
市教委によると、暴力行為の傾向は低年齢化や特定の児童生徒が繰り返しているという。地域や家庭の事情とも絡み合っている社会的情勢を踏まえ、小学校のアドバイザーには、地域事情に精通し、保護者にも「顔が利く」人材を起用する。
小学校は1人ずつ30校程度に配置し、全49校の6割をカバー。中学校では1人が3〜4校を巡回方式で担当し、全22校をカバーする考えという。市教委は「相談員が個別に子どもに寄り添い、心の安定を図ることで暴力行為を減らしていきたい」としている。
引用元:2011年2月22日 四国新聞記事
NTTドコモ四国支社(高松市)は、四国4県の方言や名物グルメ、観光スポットをモチーフにした携帯電話メール用の絵文字を集めた「四国ご当地デコメ」を開発。21日から無料ダウンロードサービスを始める。
デコメは、携帯電話メールの文面に絵文字や装飾を添付できるサービス。四国支社の導入で、同社の8支社全てがご当地デコメを提供することになる。
四国のご当地デコメは、237種類からスタート、最終的には約500種類にまで拡大する予定。県関係では、「なんがでっきょん」「じょんならん」などの方言をデザインしたほか、グルメではうどんや骨付き鳥、観光スポットとしては金刀比羅宮(琴平町)や地中美術館(直島町)などの絵文字を用意した。
無料ダウンロードは、同社以外の携帯電話からも可能。同社の携帯電話はiモードサイトからアクセスでき、他社の携帯電話はhttp://i.shikoku.nttdocomo.co.jp/gotouchi/からアクセスできる。
引用元:2011年2月19日 四国新聞記事
太平洋戦争にスポットを当てた映画の製作が、5月から香川県三豊市内などで始まる。撮影を前に17日、同市高瀬町の三豊市役所で製作発表会があり、監督を務める中小企業診断士の村尾俊二さん(64)=高松市=が「郷土に根ざした作品にしたい。地域の歴史をいま一度見直し、戦争と平和など、みんなが物事を考えるきっかけになれば」と意気込みを語った。
作品のタイトルは「ジュリーの海&空(うみとそら)」。昨年8月、村尾さんが地元団体の主催するフィールドワークで詫間海軍航空隊の跡地(旧詫間町)や日米の親善を目的にアメリカから贈られた青い目の人形に触れたのが映画化のきっかけ。「さぬき映画祭2010」実行委が同年11月に行った全国公募では、シナリオが優秀企画作品に選ばれた。
物語は香川県内を舞台に展開。主人公の県職員と日系2世のアメリカ人女性が結婚した直後に太平洋戦争が始まり、主人公は同航空隊の特攻隊に志願する。戦闘機で飛び立ったものの不時着し、記憶をなくしたまま、近くの島で家庭を持ち生涯を終える。その後、島で生まれた主人公の孫を通じて年老いたアメリカ人女性は夫が志願した理由を知る―といったストーリー。
発表会には村尾監督と出演者ら約10人が出席。シナリオや映画製作は初めてという村尾監督は「商業映画ではない。讃岐の人や景色、音を取り上げ映像化したい。応援してもらえれば」と呼び掛けた。
映画は50分作品。主演には香川県高松市出身の俳優、南宏樹さん(26)と、香川県三豊市仁尾町出身の歌手、藤岡友香さん(27)を起用する。現在、ロケハンを終えたところで、今後はシナリオを完成させ5月の撮影開始を目指す。三豊市のほか、さぬき、丸亀両市などでも撮影し、11月に県内各地で上映する予定。
引用元:2011年2月18日 四国新聞記事
香川県高松市出身の若手漫画家藤川努さん(32)がこのほど、初の単行本「やきゅん」1巻を発売。四国新聞社を訪れ、「2ページ見開きのコマはどれも力作。ぜひ読んでほしい」とPRした。
藤川さんは、高松商業高卒業後、大学進学のため上京。漫画家やイラストレーターへの憧れはあったが、大学は経営学部で本気で漫画家になろうとしたことはなかったという。しかし、就職活動中に「このままでいいのか」と考えるようになり、卒業後はアルバイトをしながら漫画を執筆。25歳のときにデビューした。
「やきゅん」は、藤川さん初の連載漫画で「月刊コミックバーズ」(幻冬舎コミックス)で連載中。人並みならぬ握力を持つ高校1年生の主人公夏希が、男子マネジャーを志望して飛び込んだ野球部でピッチャーとして成長するストーリー。タイトルは「野球に恋する=キュンとする」という意味を込めた。
藤川さんは「書店に行って自分の本が置いてあるのが長年の憧れだった。香川を舞台にした漫画も連載できれば」と話している。
漫画「やきゅん」1巻は幻冬舎コミックスから。590円(税抜き)。
引用元:2011年2月18日 四国新聞記事
ハリウッド俳優のショー・コスギさん(62)が四国霊場八十八カ所を舞台にしたサスペンス・アクション映画を製作することになり、17日、香川県庁に浜田恵造香川県知事を表敬訪問。映画のストーリーを紹介するとともに、県内ロケなど製作に対する協力支援を呼び掛けた。
コスギさんは四国の自然や文化の素晴らしさを世界中に伝えるため、四国霊場をめぐる映画を企画。自身の作品の集大成にしようと約2年前から構想を練り、「空海の秘宝」という仮題で脚本の第1稿を仕上げた。
ストーリーは謎を解きながら四国霊場を巡り、隠された秘宝を探し求めるという内容。アクション、サスペンス、ラブロマンスの要素を盛り込みつつ、風光明媚(めいび)な四国を印象づけるものにしたいという。
懇談でコスギさんは「八十八カ所の神秘性は素晴らしいものがある。全世界の人に楽しんでもらえる作品にし、四国の活性化につながればうれしい」と話し、四国4県での支援を要望。知事は「香川でも映画を通じて地域を盛り上げようと頑張っている。各県と連絡を取り、できる限りの協力をしたい」と応え、握手を交わした。映画は10月ごろから四国ロケに入り、来年夏ごろの世界公開を目指す。
引用元:2011年2月18日 四国新聞記事
3月末で閉校する香川県坂出市王越町の王越小学校(川中祥照校長)で6日、閉校記念行事を兼ねた学習春祭りが開かれる。児童による劇や卒業生らによる座談会などを行い、119年の学校の歴史を振り返るとともに、母校の思い出を胸に刻む。
3部構成で実施。第1部の「大好き王越」(午前9時〜)では、1〜4年生と6年生に分かれて劇を披露。第2部の「ありがとう王越」(同10時15分〜)では、「ぼくらの時代」をテーマに昭和前期の卒業生や元校長らが学校生活などの思い出を語り合う。
第3部の「心はひとつ王越」(同11時〜)では、オカリナ演奏や在校生によるメッセージの披露などを行う。終了後、グラウンドでの写真撮影や校舎見学もある。
王越小は1891(明治24)年に創立。現在の児童数は19人で、4月に松山小学校と統合する。
当日は参加自由。問い合わせは同小〈0877(42)0104〉。
引用元:2011年2月3日 四国新聞記事
日本気象協会(東京)は2日、桜(ソメイヨシノ)の開花予想第1弾を発表した。全国的に平年並みで、西日本の一部は平年よりも早くなるとみている。ただ西日本や東日本は昨年が記録的な早さだったため、「かなり遅い印象を受けるかも」としている。
予想によると、最も早く咲くのは3月22日の宮崎と高知で、宮崎は平年より3日早い。高知はほぼ平年並みだが、昨年より12日も遅くなる。高松は平年より3日早い3月27日で、昨年よりは7日遅い。
福岡は平年より3日早い23日、大阪は4日早い26日で、東京と名古屋はほぼ平年並みの27日。ただ最近は温暖化の影響か開花が早まる傾向があり、東京は過去10年の平均よりは5日遅いという。
昨年は寒気で桜前線が失速した北日本は、今年は平年並み。仙台は4月11日、札幌は5月4日。秋田は4月17日と、昨年より7日早いという。
協会によると、西日本は1月の気温が平年よりもかなり低かったが、2月の気温が高くなることから、開花が早く進む条件がそろった。
気象庁が昨年から開花予想を取りやめ。気象協会など民間事業者が個々に予想を出している。
引用元:2011年2月3日 四国新聞記事
バレンタインデーを控え、チョコレートを存分に楽しんでもらおうと、「菓子工房ルーヴ」(高松市)が26日、「五感で楽しむ」をテーマにしたチョコのイベントを始めた。2月14日まで。
「サロン・ドゥ・ショコラ」と銘打ったイベントで、焼き菓子や生ケーキなど期間限定の商品も含む35種類のチョコ菓子を販売するほか、空港通店(高松市鹿角町)2階の喫茶コーナーを「ショコラサロン」とし、世界各国のチョコや関連書籍などを展示する。
生ケーキの「オレンジ・ショコラ」は、オレンジとカカオ豆が持つフルーツとしての酸味を生かした一品。「ショコラショー」はチョコレートの温かい飲み物で、元々は飲み物として味わっていたチョコレートの歴史を感じることができる。
チョコは温度や湿度の管理が難しいため、同社は5年前からチョコ専門の調理室を作っている。シェフ・パティシエの安井文崇さん(38)は「バレンタインを機に一層チョコ文化が根付くよう、魅力を伝えていきたい」と話す。
主な商品は、空港通店や番町店(同市番町1丁目)で扱うほか、2月1〜14日は高松三越の催しもの会場でも販売する。問い合わせはルーヴ空港通店(0120・869・787)。
引用元:2011年1月27日 朝日新聞記事
絶滅の危機にある四国のツキノワグマの生態や保護策に関する講演会が22日、高松市サンポートで開かれた。ツキノワグマは九州ではすでに絶滅したとされ、四国でも数十頭が残るのみと言われている。なぜ減ったのか。耳を傾けてみた。(林亜季)
計画したのは、県や大学教授、自然保護団体などが参加している「みんなでつくる自然史博物館・香川」。四国の野生生物を長年調査、研究している谷地森秀二・四国自然史科学研究センター長(43)=高知県須崎市=が講師を務め、約50人が集まった。
谷地森さんの講演によると、野生のツキノワグマは栗やドングリ、植物、虫、沢ガニなどを食べ、蜂蜜が好物。本州、四国、九州に生息していたが、九州は熊本、宮崎、大分の3県が2001年までに「絶滅宣言」をした。
四国のツキノワグマは比較的小柄で、昭和初期まで標高1千メートル以上の山地を中心に愛媛、高知、徳島で生息していたが、1972年以降、愛媛で確認できなくなった。その後は高知と徳島にまたがる剣山山系と、高知の幡多地方で確認できていたが、95年以降は幡多地方でも確認できなくなった。現在の生息地は主に剣山山系のみとみられている。
減少の原因は生息に適したブナ林が減ったことと、人間による捕獲。85年ごろまでは林業などに被害を及ぼす有害獣として、四国でも駆除に報奨金がかけられていたという。現在は徳島・高知両県とも捕獲が禁止されている。
谷地森さんらはクマに発信器をつけるなどして生態を調べ、人とのトラブル防止策を探っている。谷地森さんは「元々四国にいた動物が、人の生活の影響でいなくなるのは寂しいこと。絶滅回避のため努力したい」と話した。
講演を聴いた高松市扇町の増井武彦さん(69)は「ツキノワグマが細々と山の上で生活している様子を知り、調査や保護の必要性を感じた」と話していた。
引用元:2011年1月23日 朝日新聞記事
香川県内各地に点在するタバコの葉を乾燥させていた小屋「ベーハ小屋」を巡る人が増えている。越屋根(こしやね)を持つ独特の形や経年劣化による味わいが人気の秘密で、足しげく通う人の中には建築家も。
香川は現存数の多さからマニアの間で「王国」と呼ばれており、うどん巡礼、瀬戸内国際芸術祭に続く、新たな「巡り観光」として注目を集めそうだ。
県内では既に、全国各地のベーハ小屋を楽しんでいるグループ「ベーハ小屋研究会」(菅徹夫代表)が活躍中。
研究会によると、ベーハ小屋は、米国原産の葉、通称「米葉(べーは)」を乾燥させる施設で、県内では「カンソバ」とも呼ばれていた。多くはタバコ栽培が盛んだった1940〜50年に建てられたという。
ベーハ小屋巡りは見つけるところから面白さが始まっている。見つけたら、ため池や小高い山といった讃岐の風景に解け込んでいる独特の雰囲気を味わおう。マニアになると写真を撮ったり、屋根の形などから分類したりして楽しんでいる。
県内は、ベーハ小屋の多さが全国屈指といい、その数は「うどん屋に匹敵する」とも。他県にはほとんど存在しないベーハ小屋が二つ並んだ「夫婦釜」タイプが群を抜いて多いという特徴もある。
菅さんは「見つけた時の喜びがうどん屋巡りに似ている。現代の建築が忘れているものを思い出させてくれるのも魅力」と話している。
引用元:2010年12月5日 四国新聞記事
7度目の警察犬試験でトップの成績を収めた丸亀警察犬訓練所のラブラドルレトリバー「きな子」(メス・8歳)の表彰式が11日、丸亀市内であり、県警から優勝トロフィーなどが渡された。
6年連続で試験に落ちていたきな子は3日に行われた試験で、定められたにおいの付いた布を5枚から選ぶ「臭気選別」の部に出場し、トップとなった。県警は12月中旬までに警察犬の委嘱を決める方針だが、きな子が「見習い」を卒業して正式な警察犬になるのはほぼ確実となっている。
亀山伸二所長は「きな子はこれまでの基礎がある。能力的にも問題はない」と力を込めていた。
引用元:2010年11月12日 朝日新聞記事
列車旅行の楽しみの一つ、駅弁。その土地ならではの味覚を楽しむことができ、中には地元名物として全国的な人気を誇るものもある。四国にも「これぞ郷土の味」と思わす駅弁が多数存在。そんな四国の駅弁ナンバーワンを決めようと、JR四国が11月1日から「四国の駅弁ランキング」と題して人気投票を行う。郷土や列車を愛する人よ。見て、食べて、お気に入りを選んでみては。
JR四国によると、四国には全部で62品の駅弁があり、今回の駅弁ランキングには管内7駅で販売中の15品がエントリー。
このうち、香川からは高松駅の「たこ飯」(950円)と「讃岐たいらぎ弁当」(1100円)が“参戦”。たこ飯は、歯応えのよさで知られる瀬戸内海産のマダコと県のブランド米「ヒノヒカリ」を炊き込んだ一品。県特産の大型二枚貝・タイラギ貝をメーン食材に使った讃岐たいらぎ弁当は、4月から売り出したばかりで勢いがある。
投票は、駅構内などにあるチラシや駅弁に付いている所定のはがき、JR四国のホームページで来年1月31日まで受け付ける。チラシに付いているはがきは、食材、盛り付け、価格、意外性―の4項目について3段階で評価。弁当に付いているはがきは4項目に加え、「味」を評価する項目もある。
11月には、高松、松山、徳島、高知の各駅で15駅弁を集め、販売するPRイベントを企画。高松駅では6、7の両日午前11時から、数量限定で販売する。
引用元:2010年10月31日 四国新聞記事
【瀬戸内国際芸術祭2010とは?】
7つの島と高松港周辺(香川県の直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、高松港周辺、岡山県の犬島)を会場に、7月19日から10月31日まで開催される現代アートや島の伝統行事を介した88のプログラムで瀬戸内海の魅力を世界に発信し、地域の活性化を図ることを目的とした祭典。
2010年を第1回として、3年ごとの開催を目指す長期的なプロジェクトである。
【芸術祭18万7033人が来場/開幕1カ月(以下四国新聞記事)】
7月19日に開幕した瀬戸内国際芸術祭の実行委事務局は8月18日、開幕から1カ月間の来場者数(速報値、イベントを除く)が18万7033人に達したと発表した。
見込みを上回るペースで伸びており、実行委は「夏休みなども奏功して順調。今後もPRに努め盛り上げていきたい」としている。会場別にみると、最来場者数は合計51万3830人となり、ついに50万人を突破しました。
8つある会場別のそれぞれの来場者数は、直島が最も多く18万2250人、豊島が8万4356人、女木島が5万4531人、男木島が5万1978人、小豆島が4万8233人、岡山県の犬島が4万6650人、高松港周辺が4万3439人、大島が2393人となっています。
【瀬戸内国際芸術祭来場者が50万人突破】
「瀬戸内国際芸術祭」の来場者数が9月26日、ついに50万人を超えたことが実行委員会の報告でわかりました。実行委員会によりますと、「瀬戸内国際芸術祭」の8つの会場には9月26日だけで1万6209人が訪れ、ことし7月19日の開幕日からこの日までの来場者数は合計51万3830人となり、ついに50万人を突破しました。
8つある会場別のそれぞれの来場者数は、直島が最も多く18万2250人、豊島が8万4356人、女木島が5万4531人、男木島が5万1978人、小豆島が4万8233人、岡山県の犬島が4万6650人、高松港周辺が4万3439人、大島が2393人となっています。
【芸術祭来場者数60万人を突破】
芸術祭実行委員会が当初見込んだ会期中の来場者数30万人を会期半ばで達成し、10月7日時点でその2倍となる60万人を突破しました。
そのため、各島および各航路において想定以上の混雑が発生し、作品鑑賞の制限、船・バスの積み残し等が頻発。特に9月の連休には、これまでで最大の来場者数を記録した。
【瀬戸内国際芸術祭93万8246人が来場】
瀬戸内国際芸術祭実行委は、7月19日から10月31日まで実施した同芸術祭の累計来場者が93万8246人だったと発表した。当初見込んでいた目標数の3倍を超える結果となった。
実行委によると、開幕直後の3週間は1日当たりの平均来場者は約4千人だったが、9月以降になると約7千から1万人で推移。新聞や雑誌、テレビで取り上げられたことや、ネット上の口コミ効果が数字を押し上げたと分析している。
アートの島として全国的に知名度の高い直島は、李禹煥美術館や直島銭湯「I※湯」(※はハート)など、新たな施設が設置されたことで、さらに注目が集まった。作品数が最も多い豊島や、交通アクセスが比較的便利な小豆島も来場者が多かった。
開・閉会式など実行委が主催、共催したイベントの入場者は計5万3193人だった。
【芸術祭詳細リンク】
瀬戸内国際芸術祭2010
四国新聞特集
四国新聞ニュース
海水を堀に引き込んだ日本三大水城の一つ、国史跡・高松城跡(高松市)の堀で、魚の餌付けを始めてから、放流したり、瀬戸内海から迷い込んだりしたマダイがすくすくと育っている。体長50センチを超える大物が姿を見せることもあり、観光客の人気を集めている。堀ではマダイのほか、ヒラメやクサフグなど18種が確認されており、城跡を管理する高松市立玉藻公園管理事務所は「これだけの海の生き物に出会える城は高松城だけ。〈堀の水族館〉に足を運んで」とPRしている。(杉山正樹)
同公園管理事務所は2002年から数年おきに、マダイを堀に放流。現在、内堀には100匹以上が生息しているとみられる。07年3月から「大願(たいがん)成就」の「大願」と「タイ」をかけ、餌を与えると願いがかなうとする「餌やり体験」を観光客向けに始め、餌付け用の固形飼料(30グラム)を50円で販売している。
マダイは観光客に慣れ、堀の近くで手をたたくと、餌を求めて近づいてくる。水しぶきを上げて水面からコイのように口をパクパクさせる姿に、タイとは気づかない観光客もいる。
マダイほど人には慣れていないが、クロダイやボラなども餌を与えると集まってくるようになった。堀にはこのほか、スズキ、サヨリ、グレ、コチ、イシダイ、アカエイ、アオリイカなどもいる。観光客からは「釣り堀みたい。釣りができたらいいのに」との声も聞かれるが、国史跡では動植物の採取は文化財保護法で禁止され、釣り糸を垂らすことはできない。
一部のマダイやその他の海の生物は、稚魚や幼生などの時に瀬戸内海から内堀につながる全長約50メートルの水路を通って堀に入り込んだらしい。内堀と水路の間には水門があり、幅約5センチの格子状の鉄柵が設けられているため、大きくなれば柵をすり抜けられず、堀の中が終の棲み処(すか)になるという。玉藻公園を訪れる観光客は、餌やり体験を始める前の06年度は、約13万2700人だったが、09年度は約15万400人に増えている。
岡一洋・玉藻公園管理事務所長の話「堀の中で大きくなった魚は海に戻れず、少しかわいそうだが、餌に集まる魚は観光客に喜んでもらっている。これからも市の“観光大使”の役割を果たしてほしい」
■日本三大水城 高松城、今治城(愛媛県今治市)、中津城(大分県中津市)の3城で、海の近くに築かれ、堀には海水が引き込まれている。高松城は1587年に讃岐国に入った生駒親正が数年かけて築城したのが始まり。生駒家4代54年間、松平家11代228年間にわたり居城。天守閣は1884年に取り壊された。高松市は天守閣の復元を目指している。
引用元:2010年10月6日 読売新聞記事
香川の紅葉スポット情報を掲載。紅葉の見ごろ時期をチェックして、香川に紅葉狩りに出かけてみては。
「日本の自然100選」に選ばれた風光明媚な渓谷。垂直にそそり立つ巨岩の中をゆくロープウェイからは、渓谷美と、それを彩る鮮やかな紅葉が鑑賞できる。また、登山口の紅雲亭から山頂までのハイキングも楽しめる。
紅葉時期の目安 |
11月上旬〜12月上旬 |
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所在地 |
香川県小豆郡小豆島町 |
問い合わせ先 |
寒霞渓ロープウェイ |
TEL |
0879-82-2171 |
料金 |
ロープウェイ利用料金:大人1250円(往復)700円(片道)・小人630円(往復)350円(片道) |
駐車場 |
有(230台 無料 ロープウェイ紅雲亭駅30台、ロープウェイ山頂駅200台) |
アクセス(車) |
小豆島の各港から約40分 |
アクセス(電車) |
草壁港から小豆島バス寒霞渓行きで15分、紅雲亭下車、ロープウェイ紅雲亭駅からロープウェイで山頂駅まで5分 |
ミシュランの観光版(ギード・ベール)日本版で最高評価の三ツ星に選ばれた栗林公園の紅葉が楽しめ、さらにライトアップ時には昼とは違った優美で幻想的な庭園美を味わうことができる。
紅葉時期の目安 |
11月中旬〜11月下旬(ライトアップ期間11月20日〜29日※予定) |
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所在地 |
香川県高松市栗林町1-20-16 |
問い合わせ先 |
香川県栗林公園観光事務所 |
TEL |
087-833-7411 |
料金 |
入園料:400円 |
駐車場 |
有(普通車62台、バス13台 有料 普通車25分毎に100円・バス30分毎に500円) |
アクセス(車) |
高松自動車道高松西ICから国道11号を高松駅方面へ約20分 |
アクセス(電車) |
JR高徳線栗林公園北口駅から徒歩3分 |
四国霊場第88番札所で、結願の札所。本堂と奥殿の二重多宝塔が女体山のふもとに建つ。大師堂横に、四国遍路を終えた金剛杖が多数納められている。秋には境内のカエデやイチョウが彩りをそえる。
紅葉時期の目安 |
11月中旬 |
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所在地 |
香川県さぬき市多和兼割96 |
問い合わせ先 |
大窪寺 |
問い合わせ先TEL |
0879-56-2278 |
料金 |
- |
駐車場 |
有(約100台 無料) |
アクセス(車) |
徳島自動車道脇町ICから国道193号を経由し、国道377号を東かがわ方面へ10km |
アクセス(電車) |
高松琴平電気鉄道長尾線長尾駅からコミュニティバス中山行きで40分、大窪寺前下車すぐ |
綾川の上流、数キロにわたる渓谷。奇岩怪岩と清流が織りなす美しい景観が続き、四季折々の美しさを見せる。秋にはクヌギやカエデの美しい紅葉が一帯を鮮やかに染め上げる。
紅葉時期の目安 |
11月上旬〜11月下旬 |
---|---|
所在地 |
香川県綾歌郡綾川町枌所東柏原 |
問い合わせ先 |
綾川町役場経済課 |
TEL |
087-876-5282 |
料金 |
- |
駐車場 |
有(約30台、柏原渓谷キャンプ場TATUTAの森周辺駐車場を利用 無料) |
アクセス(車) |
高松自動車道高松西ICから県道12号・国道193号・377号を経由し、県道39号をまんのう町方面へ30km |
アクセス(電車) |
高松琴平電気鉄道陶駅から町営バスで約30分、柏原口下車すぐ |
第92回全国高校野球選手権香川大会には本年度から再加盟した大手前高松を含む過去最多タイの40校が出場。7月11日から25日までの15日間(休養日を含む)、香川県高松市生島町のレクザムスタジアムで熱戦を展開した。
今大会は英明高校が創部6年目にして初の甲子園出場を果たしました。
香川県の代表校として甲子園での活躍を期待しています。
組み合わせ表(四国新聞社)
【1回戦】 | 試合日 | 試合結果 | 試合評 |
7月11日 | 琴平 5−2 観音寺一 | 試合評 | |
三本松 5−4 高松南 | 試合評 | ||
香川西 7−0 三豊工 | 試合評 | ||
7月12日 | 全試合雨天中止 | − | |
7月13日 | 全試合雨天中止 | − | 7月14日 | 坂 出 9−2 高 瀬(七回コールド) | 試合評 |
高松一 5−4 尽 誠 | 試合評 | ||
7月15日 | 観音寺中央 8−5 高松中央 | 試合評 | |
土 庄 3−0 高松東 | 試合評 | ||
7月16日 | 丸亀城西 5−1 高松桜井 | 試合評 | |
【2回戦】 | 7月16日 | 寒 川 11−0 香川高専詫間(五回コールド) | 試合評 |
7月17日 | 香川西 4−3 三 木 | 試合評 | |
英 明 10−8 高松西 | 試合評 | ||
藤 井 5−2 三本松 | 試合評 | ||
7月18日 | 高松商 8−0 香川高専高松(八回コールド) | 試合評 | |
琴 平 10−1 小豆島(七回コールド) | 試合評 | ||
津 田 3−2 善通寺一 | 試合評 | ||
7月19日 | 多度津 3−0 坂 出(八回コールド) | 試合評 | |
丸 亀 8−5 高松工(七回コールド) | 試合評 | ||
高松一 8−4 飯 山 | 試合評 | ||
7月20日 | 高松 5−0 石田 | 試合評 | |
観音寺中央 3−2 坂出工 | 試合評 | ||
7月21日 | 高松北 3−1 志度 | 試合評 | |
土庄 6−2 香川中央 | 試合評 | ||
大手前高松 8−0 笠田 | 試合評 | ||
7月22日 | 丸亀城西 3−0 坂出商 | 試合評 | |
【3回戦】 | 7月22日 | 香川西 3−2 寒川 | 試合評 |
英明 11−4 藤井 | 試合評 | ||
7月23日 | 高松一 4−3 丸亀 | 試合評 | |
多度津 7−2 津田 | 試合評 | ||
高松商 3−0 琴平 | 試合評 | ||
7月24日 | 観音寺中央 5−0 高松 | 試合評 | |
高松北 7−0 土庄 | 試合評 | ||
丸亀城西 10−1 大手前高松 | 試合評 | ||
【準々決勝】 | 7月25日 | 丸亀城西 3−2 高松北 | 試合評 |
観音寺中央 7−3 高松一 | 試合評 | ||
高松商 3−0 多度津 | 試合評 | ||
英明 10−4 香川西 | 試合評 | ||
【準決勝】 | 7月27日 | 観音寺中央 7−5 丸亀城西 | 試合評 |
英明 6−4 高松商 | 試合評 | ||
【決勝】 | 7月28日 | 英明 17−0 観音寺中央 | 試合評 |
情報元
・四国新聞-高校野球特集
高松空港に7月13日、ひねるとうどんのだし汁が出るユニークな蛇口が設置された。1日約10リットル(紙コップに約200杯分)のだし汁が試飲できるそうです。
愛媛県のポンジュースがでる蛇口を真似して設置された?と思われますが、話題づくりとしてはいいのではないでしょうか。
設置場所は、空港ビル2階に同日オープンした「空の駅かがわ」の一区画、県内の特産品や観光スポットなどを紹介する特産品展示コーナー。
映画「きなこ」は、丸亀警察犬訓練所の「きな子」がモデルとなっており、見習い警察犬と見習い訓練士のコンビが失敗を繰り返しながらも、まわりの人々の支えを受けながら警察犬を目指す心温まるストーリー。
「きなこ」の撮影はすべて香川県内で行われ、三豊市詫間町を中心に丸亀市や琴平町で行われました。
三豊市では、市内ロケが行われた映画「きな子」の公開を前に、小中学校などの給食に“きな粉”を使って映画を盛り上げており、7月9日には、昨秋のロケでエキストラを務めた同市詫間町の松崎小学校できな粉揚げパンが給食に出されたそうです。
映画の公開は全国ロードショーが8月14日から、香川県は8月7日に先行公開されます。