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香川県内のスポーツクラブ

 

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香川オリーブガイナーズ


香川オリーブガイナーズ(かがわオリーブガイナーズ、Kagawa Olive Guyners)は、プロ野球独立リーグ四国・九州アイランドリーグに所属する香川県の野球チーム。2005年加盟。略称「香川OG」。

創設年度 2005年
所属リーグ
四国・九州アイランドリーグ独立リーグ
歴代チーム名
香川オリーブガイナーズ(2005年 - )
本拠地
レクザムスタジアム高松市
収容人員 22000人
永久欠番
なし
獲得タイトル
独立リーググランドチャンピオン(2回)
2007年2008年
リーグ年間優勝(3回)
2006年、2007年、2008年
リーグ優勝(5回)
2006年後、2007年前後、2008年前、2010年前
球団組織
オーナー 鍵山誠
運営母体 S・R・D
監督 西田真二


概要

チーム名は香川県の木・オリーブと讃岐弁の「強い」を意味する「がいな」、そして英語の「guy」を組み合わせた造語。チームカラーは緑色。リーグ発足2年目から3年連続して年間総合優勝を達成した。

プロ野球2軍やOBチームとの交流戦や、JR四国など社会人野球チームとの練習試合も行われている。


成績

シーズン

年度 監督 順位 試合 勝利 敗戦 引分 勝率 ゲーム差 打率 防御率 本塁打
2005 芦沢真矢 3 89 36 41 12 .468 9.5 .223 2.32 15
2006 芦沢真矢 2 45 22 18 5 .550 5.0 .261 2.24 36
芦沢真矢 1 44 29 11 4 .725 5.5(注)
2007 西田真二 1 45 27 10 8 .730 7.0(注) .259 2.39 40
西田真二 1 45 28 13 4 .683 3.0(注)
2008 西田真二 1 40 26 10 4 .722 5.0(注) .264 2.82 31
西田真二 3 40 20 16 4 .555 2.5
2009 西田真二 2 40 21 16 3 .568 2.5 .257 3.10 42
西田真二 2 40 20 15 5 .571 2.5


※青地は優勝

リーグチャンピオンシップ

グランドチャンピオンシップ

スタジアム

本拠地は香川県営野球場(レクザムスタジアム)。

準本拠地として、さぬき市志度総合運動公園野球場、観音寺市総合運動公園野球場(旧三豊総合運動公園野球場)を使用。これは全国高等学校野球選手権香川大会でレクザムスタジアムを使用する時期が中心であるが、2009年は「ファンの要望」により、5・6・9月にもこれらの球場での試合が開催された。


歴史

2005年(1年目)


2006年(2年目)


2007年(3年目)


2008年(4年目)


2009年(5年目)


2010年(6年目)


経営

2006年のチーム分社後、積極的な営業政策を展開し、2007年からはリーグの経営補填金を実質的に受けない完全な独立採算となった。
2007年度の売上はリーグトップの1億1700万円、収支は約2900万円の赤字ながら前年より4100万円の改善と報じられた。
2008年度については発表がなかった。2009年度については2009年10月30日のリーグ首脳の記者会見で、売上1億0500万円に対して収支は4100万円の赤字の見込みとされている。

マスコット


応援スタイル

2007年春にガイナマイツは分裂状態となり規模はかなり縮小、再編。しかし有力団員によるリードや鳴り物応援を充実させてきている。

その他


スタッフ・選手

選手・スタッフについては香川オリーブガイナーズの選手一覧を参照。


スタッフ


高松ファイブアローズ


高松ファイブアローズ(たかまつファイブアローズ)は、bjリーグに所属するプロバスケットボールチーム。ホームタウンは香川県高松市である。運営母体は、株式会社ファイブアローズ。2005年(平成17年)11月設立。2006-07シーズンから加入。香川県内初のプロスポーツチームであるとともに、四国初のプロバスケットボールチームである。

概要

チーム名・「ファイブアローズ (Five Arrows)」が決定したのは2006年3月で、源平合戦の時代那須与一が現在の高松市内屋島で起こった屋島の戦いで扇を射抜いた故事にちなみ、「」を意味する「アローズ」が採用された。「ファイブアローズ」すなわち「5本の矢」とは、プロフェッショナルとしての意識、誇りと使命、信頼と絆、勇気、感謝を表す。

高松ファイブアローズはプロバスケチームとして優勝を目指して戦うだけではなく、ホームタウン高松市を中心に香川県各地でバスケットボールクリニックを通じたバスケ普及活動、まつりや交通安全啓発といったイベントに出演するなど、さまざまな地域活動を行っている。

チームカラー

チームカラーはチーム創設時から2009-10シーズンまでは瀬戸内海をイメージしたアローズブルー(ターコイズブルー)とアローズオレンジ(オレンジ色)。2010-11シーズンからは黒色山吹色を使用する。

ユニフォームスポンサー

ホームゲーム会場・練習場

公式戦
プレシーズンゲームのみ使用
練習場

歴史

bjリーグ参戦まで

2005年より活動を開始したbjリーグは発足当初からリーグ規模の拡大を目指しており、新たにリーグへ加入するチームを募っていた。全国の20を越える団体から応募が寄せられていた中で、2006-07シーズンより加入を認められたのが富山グラウジーズと、穴吹工務店がサポートする香川県のチームだった。

2006年11月のシーズン開幕に向け、まず運営会社である株式会社スポーツプロジェクト高松を設立し、監督、スタッフの選抜やトライアウト、ドラフトによる選手選考を行い、体制を整えた。

2006-2007シーズン

既存チームのプロ参入である富山グラウジーズとは違いゼロからのスタートとなったが、まず監督に丸岡茂樹、ヘッドコーチに青木幹典が就任。選手はラシード・スパークスジュリアス・アシュビーといった外国人、石田晃章アイザック・ソジャナー喜多誠らをドラフトで、テスト入団で主力となる岡田優大阪エヴェッサから移籍した竹田智史らを獲得し、シーズンに望んだ。

初の公式戦となる開幕カードは11月8,9日にべっぷアリーナ大分ヒートデビルズと対戦したが連敗を喫する。記念すべき初勝利はホーム開幕戦・高松市総で行われた東京アパッチ戦。次のホームゲーム、大阪エヴェッサ戦では2連勝を挙げる。さらにホームで新潟アルビレックスBBにも連勝。リーグの首位争いに加わる。2月にはアーリーチャレンジ中川和之が入団。チームはさらに勢いを増し、3月18日のなみはやドームサブアリーナで行われた大阪戦で勝利し、プレーオフ進出が決定する。ファイナル4では準決勝で新潟を90-72と圧倒。大阪には78-94で敗れはしたが参入1年目にして準優勝という結果を残す。青木幹典ヘッドコーチも最優秀コーチに選ばれた。

2007-2008シーズン

中川和之、アシュビーが抜け、ジョージ・リーチらが加わった2007-2008シーズンはリーグナンバーワンの得点力を武器に大阪エヴェッサとの西地区首位争いを演じる。3月に大阪が勝ちきれない中、高松は勢いを増し、1ゲーム差の2位で3月29,30日に高松市総で行われた大阪との直接対決に挑む。初戦は勝利するも、2戦目をbj史上初となるトリプルオーバータイムの大激戦の末敗北。その後、一時首位に立つも最後に大阪に逆転を許し、西地区2位で高松市総開催のワイルドカードゲームに挑んだが、西地区3位のライジング福岡に敗北。この年の高松はリーグ全体順位で2位、得点はリーグ1位を誇りながら、最後に全体順位7位のライジング福岡に敗れてプレイオフ進出を逃す悔しいシーズンとなった。5月10日に高松市総で、中国の上海西洋シャークスと国際親善試合を開催し、95−85で勝利する。

2008-2009シーズン

オフシーズン、指揮を執っていた丸岡茂樹監督が退任。外国人選手ではレジー・ウォーレンスティーブ・ホーン埼玉ブロンコスに移籍したが、その埼玉から2シーズン連続リバウンド王のゴードン・ジェームスを、新潟アルビレックスBBからは2年連続でオールスターゲーム・3Pコンテストに優勝したマット・ギャリソンを獲得する。日本人では、2年ぶりにドラフトを通して高田秀一を1巡目で獲得。シーズン中、12月末に井上聡が退団。1月には「6人目のプレーヤー」として活躍した菊池宏之が負傷し2ヶ月の離脱を余儀なくされたが、中川和之が2シーズンぶりに高松に復帰。開幕から着実に白星を伸ばしていったが、オールスター前の1月18日のライジング福岡戦でジョージ・リーチが負傷し、全治6か月と診断され戦列を離脱。さらに後半戦開始直前に、アイザック・ソジャナーがウォーレン、ホーンのいる埼玉ブロンコスに移籍し、外国人選手が激減した。

しかしオールスター前の1月11日から始まった連勝は後半戦に入っても続き、中川和之琉球ゴールデンキングスとの首位攻防戦(2月14・15日/高知)で週間MVPを、マット・ギャリソンは2月の月間MVPをそれぞれ受賞する。高田秀一の台頭も大きく、富山グラウジーズからババカ・カマラの加入により、センター不在の状況を脱出。球団新記録となる11連勝をたたき出し、首位を独走する琉球ゴールデンキングスに迫った。だが今度はゴードン・ジェームスが膝の炎症で欠場するとチームは一気に失速した。その中4月5日にホームゲーム通算50勝を達成するも、翌週に首位の琉球ゴールデンキングス、そして2位争いを繰り広げた大阪エヴェッサに4連敗し3位に転落、2位浮上をかけた最終週のライジング福岡戦でも2戦目で敗れて、レギュラーシーズンを西地区3位で終える。

大阪エヴェッサと対戦したカンファレンスセミファイナル(守口)では負傷していたゴードン・ジェームスが復帰、81-88で1戦目を落としたものの、2戦目は88-64で圧勝し決定戦に持ち込む。しかし、決定戦では大阪の勢いを止められず17-31で敗れ、2年ぶりのファイナル4進出を逃す。

2009-2010シーズン

球団発足当時からフロアを指揮していた青木幹典HCとの契約を更新せず、前ライジング福岡HCのカール・ジョン・ニューマンを新HCとして招聘した。 日本人ロスターでは喜多誠・中川和之・野々口航太・菊池宏之が退団し、新たにドラフトで指名した堤啓士朗、埼玉ブロンコスよりFA宣言した庄司和広、前福岡の田村大輔原口真英、練習生出身の長尾強司の5名が加入。その一方で、景気悪化に伴いメインスポンサーの穴吹工務店が撤退。新たなスポンサー探しも難航したため資金難となり、外国人ロスター4名との契約更新を見送った。そのため開幕時のチームには日本人ロスターしかいないという、bjリーグ史上初の緊急事態に見舞われた。資金難に対する打開策として1口1万円の個人スポンサー募集を開始、500口を超える応募があった。その他、松山・高知・徳島でのホームゲーム開催の取り止め、高松市からの市営施設の使用料を半額とする減免措置、高松市総合体育館より使用料の安い高松市香川総合体育館でのホームゲーム開催などで経費削減に努めた。それでも資金は5,500万不足となったが、なんとか参加には漕ぎ付けた。

開幕はアウェイの仙台89ERS戦。敗れはしたが日本人ロスター8名のみでの健闘は対戦チームブースターの感動を呼ぶ。それから少し経った頃に、前浜松・東三河フェニックスマイケル・ガーデナーと前埼玉ブロンコスのアントワン・ブロキシー、そしてスペインリーグからテランス・ファーリーと念願の外国人ロスターを3名獲得した。その後、堤啓士朗・原口真英が退団、大分ヒートデビルズからレミントン・チャンが移籍したが1ヶ月で退団した。チャンが退団した同じ日、大阪エヴェッサからワキ・ウィリアムスが移籍したが、こちらも1ヶ月で契約解除となる。さらにファーリーも家庭の事情で一時帰国し、一時は戦えるロスターが8名(その内、外国人は2名)となったため、前大分ヒートデビルズのジェフリー・プライスと仙台89ERSの松田大地を獲得した。

しかしシーズン開幕当初からの他チームとの選手層の差を埋めるには至らず、このため勝ち星も延びず、3月28日丸亀市民体育館で行われた大阪戦の敗戦でプレーオフ圏外の5位以下が確定する。その後は4月3日に京都府立体育館で行われた京都戦に勝利してレギュラーシーズン通算100勝に到達。5月には岡田優が週間MVPを初受賞、更には日本人選手初のbjリーグ得点ランキングトップ10入りを果たすなど明るい話題もあったが、最終的には西地区最下位で5月9日にシーズンを終えた。

5月14日、運営会社のスポーツプロジェクト高松が高松地方裁判所自己破産手続き開始の申し立てを行い、また同日付で全選手・従業員が解雇され、チームは事実上解散状態となる。直後より、リーグ、選手・スタッフ、ブースターらによる存続へ向けた活動が始まる。5月27日、来期参戦に必要な広告収入に目処が立ったため、自己破産申請を取り下げ、チーム存続が決まる。

2010-2011シーズン

7月23日、運営会社の株主総会で社名を株式会社スポーツプロジェクト高松から株式会社ファイブアローズに変更。新社長に経済産業省出身の星島郁洋を迎え、新体制が船出する。

新ヘッドコーチには前アシスタントコーチの金澤篤志が昇格。前シーズン所属した日本人選手のうち、岡田優はFA権を行使し滋賀レイクスターズへ、田村大輔は大阪エヴェッサへ、キャプテンを務めた庄司和広もトレードで新規参入チームの秋田ノーザンハピネッツにそれぞれ移籍した。岡田が移籍したため、チーム創設時から継続して高松に所属する選手は竹田智史のみとなる。他には長尾強司・高田秀一・松田大地が残留、鈴木正晃をドラフトで獲得し、菊池宏之・喜多誠が2シーズンぶりに高松に復帰した。外国人選手ではファーリーが残留、新たにライアン・ミューラーエマニュエル・ウィリスを獲得する。

主な成績

bjリーグ

年度 レギュラーシーズン 最終結果 HC 備考
勝率 ゲーム差 得点 失点 得失点差 順位
2006-07 25 15 0.625 4.0 83.3 80.0 +3.3 3位 準優勝 青木幹典 新規参入1年目
2007-08 30 14 0.682 4.0 92.7 85.3 +7.4 西2位 5位 -
2008-09 33 19 .635 8.0 86.9 82.3 +4.6 西3位 5位 -
2009-10 13 39 .250 21.0(16.0) 81.2 91.3 -10.1 西7位 13位 ニューマン -
2010-11 - - - - - - - - - 金澤篤志 -

ゲーム差は()外は1位、()内はプレイオフ圏との差をそれぞれ表している。

個人別タイトル

コーチ・オブ・ザ・イヤー

ベスト5

コミッショナー特別賞

アシスト

スティール

ブロックショット

月間MVP

週間MVP

bjリーグオールスターゲーム

ダンクコンテスト優勝

スリーポイントコンテスト優勝

その他受賞

コミュニティーアシスト賞

チームアシスト賞

スタッフと選手

高松ファイブアローズの選手一覧を参照。

応援

マスコットキャラクター

サマー&シルキー不死鳥をモチーフとしたキャラクター。2000年に穴吹工務店のスポンサードにより「サーパス」の名称を使用していたプロ野球チーム・オリックス二軍のマスコットとして誕生。その後、ファイブアローズのチーム創設時から2008年まではサーパスとファイブアローズのマスコットを兼任していた。サマー&シルキーという名前は元穴吹工務店取締役会長の「穴吹夏次」(夏=Summer)と、穴吹夏次の妻で元穴吹工務店取締役会長、現穴吹カレッジグループ代表の「穴吹キヌヱ」に由来する。(絹=Silk)2体は2007年4月1日に結婚した。 試合中は、観客席に出向き、ブースターとの交流を行っている。(観客席では、基本的にサマー、シルキー単独)また、相手のフリースロー時にブースターに混じってブーイングを行うこともある。

オフィシャルソング

スタジアムDJ

スタジアムDJはチームの新規参入時よりDJ・SU-JI(スージー)が務めている。テレビ・ラジオの応援番組にも出演していた他、FM高松の番組「BOOM BOOM SONIC JAPAN」などにも出演中。

アシスタント

チアダンスチーム

高松ファイブアローズのチアダンスチームは2006年春に一般公募で結成され、選手同様スタジアム内外で様々な活動をしている。詳細はAROARO(アロアロ)を参照。

オフィシャルアーティスト

2010年8月、香川県出身でニューヨーク在住のアーティスト・坂本ヒロキがオフィシャルアーティストに決定した。

メディア

試合中継

テレビでは高松ケーブルテレビNHK高松放送局などが、ラジオではエフエム高松コミュニティ放送が試合の中継を行っている。また、インターネットのバスケットボールジャパンTVで全試合が配信されている。

外部リンク



参考文献



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